6月開催の展覧会 |
三木俊博 展「薄肉色の鱗粉」Il tuo essere Sebastiano |
Mostra a giugno |
Mostra personale di Miki Toshihiro "Scaglie di tenue color carnato" |
|
街中のどこからからでもブルネッレスキの円蓋が見えるルネッサンスの都フィレンツェ。その下町、オルトラルノのサン・フレディアーノ地区で、三木は10年にわたり制作に打ち込んできた。フィレンツェ滞在中の作品は、かつて、かの大彫刻家が語ったように<内部から押し出され、周りの空気から再び内部に押し戻されるギリギリの表象>であり、重厚にヨーロッパ的である。三木の滞欧作品の中に息づいているのは、フィレンツェの石畳、そこに生きる人々、イタリアならではの伝統的な彫刻、敬愛するジャコメッティの面影。
一方、今回アルカンジェリで発表される「薄肉色の鱗粉」と作者が呼ぶ作品群は、帰国後に制作されたものであり、一転してヨーロッパの重圧から開放された軽快な歌声が聞こえてくる。そのかろやかな形態は、同時に哀愁に満ちたポエジーでもあり、蝶が鱗粉をまき散らすかの如く、深い森の中を浮遊する。
(美術家 西山タカスケ) |
||||||||
|
|||||||||
この展覧会が紹介されました! |
|
Copyright © 2008 Galleria Arcangeli. All rights reserved. |


